【書評】小さな習慣/スティーヴン・ガイズ (著)【感想】

小さな習慣/スティーヴン・ガイズ(著)を紹介します。

目標はばかばかしいくらい設定

筋トレやダイエット、読書などをはじめてもなかなか続かないですよね。

私も、

「毎日、腹筋を30回する」

「毎日、20分以上走る」

「毎日、1冊本を読了する」

といった目標を設定して頑張っていたことがあります。

最初は頑張るですよね。。

しかし、気が付けば毎日頑張ろうと決意した目標は途切れていき、、、

しまいには一切やらなくなってしまうという。。

まったくお恥ずかしい限りです。。

この本は、ばかばかしいくらい小さく簡単な目標を毎日続けることによって、目標を習慣づけていく方法が書かれています。

本当にばかばかしいくらいですよ。

毎日腹筋10回する?

いやいやいや。

それで本当に続けられますか?

目標は毎日腹筋1回でいいでしょう!

ばかばかしいくらいとはこれくらいです。

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最初の1歩を踏み出せば、自然とモードが切り替わる

腹筋を1回やってみればわかると思いますが、たぶん2回、3回といけると思うんですよね。(あまりにも体力がない人は別ですが)

この方法を発案した著者も、1回だけの腕立て伏せのつもりが、

そこから懸垂へと発展し、気が付けば20分、まだいけるからそこから更に10分、

最終的に30分間も筋トレをしてしまっていたようです。

そう。

この小さな習慣では、目標以上の数や負荷を自分に課すのはありなんです。

まず最初の1歩を踏み出すために、ものすごく小さく目標を設定します。

そして、1歩踏み出せばアクセルがかかり、目標以上のことをこなしてしまいます。

もちろん、毎回目標以上のことをする必要はありません。

むしろ、「毎回、目標以上のことをやろう」と思うことは危険であるとさえ説明されています。

目標を大きく設定して挫折する可能が高いよりも、

目標をばかばかしいほど小さく設定して続けていくほうが、最終的には自分にとっていい結果をもたらすのではないでしょうか。

この方法なら、設定した目標を続けていけそうだと思わせてくれるいい本でした。