うちの猫はとにかく怒りやすい!
撫でてていると、はじめは気持ちよさそうにしているのに、しばらく撫でているといきない怒る。
そして、怒った愛猫にちょっかいを出すのも好きだったりする私。。
そんなこんなで、いつものように愛猫にちょっかいを出していたら、ちょっとした事件が起こりました。
なんと、猫に引っ掻かれて、おまけに猫の爪が手に刺さっているではありませんか!
その後、それが原因で大変なことに!?
ということで今回は、飼い猫にちょっかいを出していたら、手を引っ掻かれて、おまけに爪が手に刺さって焦ったときの話をしたいと思います。
飼い猫の爪が刺さった経緯
まずは、飼い猫の爪が刺さった経緯を説明します。
ある日、怒った愛猫に指でツンツンとちょっかいを出していたら、獲物を狩るが如く、思いっきり爪を立てて引っ掻かれました。
この程度のちょっかいだったら、いつもは猫パンチ(爪を立てないやつ)のはずなのに。。
で、反射的に引っ掻かれた手を見てみると、
なんと、
「つ、爪が刺さっているではないか!!」
どうやら引っ掻いた勢いで爪が剥がれたみたいですね。
何年も猫を飼っているとわかりますが、猫の爪って脱皮みたく古くなると剥がれるんですよね。
今回は、爪が剥がれる時期に引っ掻かれてしまったみたいです。
ちなみに、↓は家に落ちてた剥がれた爪です。(今回の刺さった奴は捨てちゃいました)
今まで、飼い猫には何回も引っ掻かれた経験はありますが、爪が刺さったことはなかったので、これにはビックリ!
そして、痛い!
すぐに刺さった爪を抜きました。
もちろん、手の爪が刺さったところと、引っ掻かれたところからは血が出ました。
でもまぁ、猫に引っ掻かれることには慣れているので、近くにあったティッシュペーパーを傷にあてて止血しました。
処置はそれだけで済ませました。
今思えば、これがいけなかったような気がします。。
猫の爪が刺さってから半日後
手に遺物があるような違和感があり、見てみると爪が刺さったところが腫れてきているではないですか。(写真参照)
写真ではわかりづらいですが、腫れは蚊に刺されてときくらいですかね。
人差し指にも引っ搔き傷がありますが、これは問題なし!
※写真でみると結構痛々しいですが、この程度の引っ搔き傷は本当に軽傷です。
ちなみに、患部の中央の黒い点が爪が刺さったところです。
ま、まあ大丈夫でしょ。。
でもやっぱり、ちょっと不安。
そして痛い!
指を折ってグーの形にすると、さらに痛い!
時は土曜の夜。
病院はやっていない。。
不安になってネットで調べてみると、猫の爪には細菌が山ほどあって、それが原因で感染症がどうとかこうとか。。
もしかして、ヤバい、、?
急いで自宅に合った消毒液で消毒しました。
今更ですけど。。
それ以外、もうどうすることもできないので明日まで様子をみることにしました。
猫の爪が刺さってから翌日
飼い猫の爪が刺さって次の日。、
朝、起きて手を見てみると、
昨日よりも腫れが引いていました。
セ、セーフ、、?
ということで、幸い大事には至りませんでしたが、これ以上悪化していたらヤバかったかもしれません。
猫ひっかき病に注意!
猫に噛まれたり、引っ掻かれたりすると「猫ひっかき病」という病気になる恐れがあるみたいです。
猫ひっかき病(バルトネラ病、cat scratch disease)とは?
猫に咬まれたり、引っ掻かれたりした後に、発症し、数日後にリンパ節の腫脹がみられる病気で、稀に脳炎を併発することもあります。原因はバルトネラ菌です。病原体を持っている犬、猫や、ノミから感染することもあります。発生は7月から12月に多く、ノミの発生時期と深い関わりがあるようで、アメリカでは年間4万人の発生が報告されています。日本でも最近この病気が知られてから、報告例が増加傾向にあります。
引用元: 猫ひっかき病 – 千葉県獣医師会
また、この「猫ひっかき病」の予防としては、以下のことが挙げられています。
これを見てみると、反省すべき点がいくつもありますね。
気をつけなければ。。
とにかく、消毒は常備しておきたいですね!
あと、猫用の爪切りもあったほうがいいかも。
飼い猫に引っ掻かれて感染症になった事例も
イギリスでは、飼い猫に引っ掻かれた女性が感染症となり、生死をさまよったとのことです。
サウスグロスターシャーのウィンターボーンに暮らすシャーリー・ヘアーさん(65)は4月8日、ガーデニングをしている最中に飼いネコの‟チャン”に右手の甲を引っ掻かれた。その後しばらくしてめまいや食欲不振、筋肉痛に襲われたシャーリーさんだったが、質の悪い風邪でも引いたのだと思ってそれほど気にも留めなかった。
しかし3日後、チャンに引っ掻かれた部分が急激に真っ赤に腫れ上がり、発疹が腕にまで広がった。嫌な予感がしてブリストル市のソウスミード病院へと足を運んだシャーリーさんは検査の結果、細菌感染症による敗血症、敗血症ショック、臓器不全、肺炎、そして皮膚の深部で壊死が広がる壊死性筋膜炎を患っていると診断された。壊死性筋膜炎は切創、外傷、熱傷などを契機に発症して急速に進⾏し、適切な治療が⾏われなければ致死的となる重症感染症である。
野良猫なら、なんか細菌をたくさん持っていそうなイメージはありますが、まさか飼い猫に引っ掻かれてもこのような一大事時となってしまうことがあるんですね。
「死を覚悟した」というシャーリーさんは、今回の感染症との闘いについて次のように述べている。
「ガーデニングをしている時、チャンがそばにいたので抱き上げようとして手を引っ掻かれたのです。傷は決して浅くはなかったのですが、まさかその傷で死の淵をさまようことになるとは思いもしませんでした。これまでに受けた手術は8回以上になります。入院中に行われた皮膚移植は失敗し、結局7月に3度目の手術を受けました。壊死した組織を取り除いた傷口は深く、腱が見えてしまうほどだったようです。」
この女性も言っているように、飼い猫に引っ掻かれた程度なら「まぁ、大丈夫でしょう」と思ってしまうんですよね。
こういった事例をみると、気をつけないといけない気持ちになりますね。
まとめ
というわけで、猫の爪が手に刺さって焦った話でした。
やはり、消毒をするなど最低限の処置はするべきだったと反省しております。。
あと、猫にちょっかいを出すのも、感染症などのリスクが伴うことも実感しましたね。
可愛さのあまり、ついついちょっかいを出して怒らせてしまいがちですが、それもほどほどにしておいたほうがよさそうです。
私はこの程度で済みましたが、同じような経験をされたら、念のため病院で診てもらうことをお勧めします。
とんでもない病気に発展したら大変ですからね。
ほんとナメちゃいかんですよ!